一閑張
御殿山の花見会を楽しんだあとは、旧東海道蒲原宿の古い町並みを散策。
昔のままの建物があちこちに残っており、
そのひとつ、旧五十嵐歯科医院を訪ねてみると
ちょうど
一閑張の作品展が開かれていた。
一閑張、実はyamaneco大好きなのです。
ずいぶん前、はじめて一閑張を知り、すごく気に入って
なんのお返しだったのか忘れたけれど、お返しにいろいろな方にさし上げたことがある。
この作品を作った方にいろいろお話しをうかがってみた。
和紙を張る前の物は、引き出物の器が入っていたような木箱あり、100円ショップの竹かごあり、お菓子の空き箱あり、
そんなものたちに、和紙を張り、絵を描き、柿渋を塗ると、
それはそれはすばらしい作品になる。
和紙も新しいものでなかったり、お茶屋さんの包装紙だったり
それがどれも素敵な作品に仕上がっちゃうんですからね。
旧五十嵐歯科医院の建物そのものも、そのまま置かれている家具もレトロで素敵。
昔使っていたであろう、薬引き出しや、棚、どれもいいんです。
窓ガラスもちょっと気泡が入ったり、縦ストライプのすじが入ったなんともいい味わいがあるんですよ。
思いがけず、いいものをみさせていただきました。
レトロな建物にしっくり似合う
一閑張。
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