一閑張

yamaneco

2009年04月10日 22:38

御殿山の花見会を楽しんだあとは、旧東海道蒲原宿の古い町並みを散策。

昔のままの建物があちこちに残っており、

そのひとつ、旧五十嵐歯科医院を訪ねてみると

ちょうど一閑張の作品展が開かれていた。





一閑張、実はyamaneco大好きなのです。

ずいぶん前、はじめて一閑張を知り、すごく気に入って

なんのお返しだったのか忘れたけれど、お返しにいろいろな方にさし上げたことがある。

この作品を作った方にいろいろお話しをうかがってみた。

和紙を張る前の物は、引き出物の器が入っていたような木箱あり、100円ショップの竹かごあり、お菓子の空き箱あり、

そんなものたちに、和紙を張り、絵を描き、柿渋を塗ると、

それはそれはすばらしい作品になる。

和紙も新しいものでなかったり、お茶屋さんの包装紙だったり

それがどれも素敵な作品に仕上がっちゃうんですからね。


旧五十嵐歯科医院の建物そのものも、そのまま置かれている家具もレトロで素敵。





昔使っていたであろう、薬引き出しや、棚、どれもいいんです。

窓ガラスもちょっと気泡が入ったり、縦ストライプのすじが入ったなんともいい味わいがあるんですよ。

思いがけず、いいものをみさせていただきました。

レトロな建物にしっくり似合う一閑張


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